◆「先進医療にかかる費用」は全額自己負担

先進医療にかかる費用は、保険診療とはならないので全額治療を受ける患者さんが自己負担することになっています。 対して、先進医療にかかる費用以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、保険給付の対象となります。つまり、先進医療を受ける際には、先進医療にかかる費用と一般の保険診療にかかる費用の一部の負担金を払うことになります。また、先進医療にかかる費用は、医療の種類や病院によって異なります。

 
◆領収書は大切に保管しておきましょう

先進医療を受けた場合、「先進医療にかかる費用」 「通常の治療と共通する部分の一部負担金」 「食事についての標準負担額」などの金額が記載された領収書を病院から受け取ります。 この領収書は税金の医療費控除を受ける場合に必要ですので、大切に保管してください。

 
◆先進医療に係る費用の例
先進医療
技術番号
先進医療技術名 年間
実施件数
1件あたりの
自己負担金(円)

  • 費用は先進医療会議における「令和4年度実績報告(令和3年7月1日~令和4年6月30日)」より試算した概算になります。
      先進医療Aの1件あたりの自己負担金額が多い上位15技術を掲載しております。
      費用は医療の種類や病院によっても異なります。