WDBの用途、提供方法、オプション、FAQ


医療・介護データベースWDB(当社が独自開発する医療機関(病院・診療所・歯科診療所)、薬局、健診施設、介護サービス事業所、介護施設およびその関連情報のデータ/リスト)は、情報の品質、管理しやすい独自ID体系、高いデータ加工技術、幅広い提供方法、充実の導入サポートなどで、研究、メディア公開などの様々な分野でご利用いただいています。

用途(例)

<導入目的>

● 政策・能力関連の調査・分析
省庁、学術団体や研究機関が、医療政策や疫学調査など、研究・検証を行うために用いられています。

● エリア・マーケット調査・分析
医療・介護向け各種サービス提供企業が、特定の施設(グループ)の経営支援を目的とした調査・分析(含むGIS)に用いられています。

● 地域連携
医療機関が、地域連携用のマスターまたは補完情報として、電子カルテへのバンドル(内部利用)やWeb公開(公開利用)等で利用されています。

● 顧客マスター
医療・介護向け各種サービス提供企業が、顧客情報管理,販売管理,与信管理,マーケティング等を目的としたマスタデータまたはその補完データとして用いられています。

● 公開コンテンツ
医療・介護系の情報メディアや利用勧奨コンテンツを運営する事業者が、Webサイト・情報誌等の一般ないし顧客向け公開メディアで行う施設検索・情報提供のコンテンツの情報源として用いられています。

● 健康・医療相談(コールセンター)
金融その他で、契約者や会員への付加価値サービスとして、オペレーションを介して提供される健康福祉関連の情報提供サービスの情報源として用いられています。

● 地図情報、カーナビ等のPOI
地図サービスの地点(位置)に連動して抽出・表示される医療・介護系施設情報の基礎情報として用いられています。

<導入企業・団体属性>

  • 医療機関
  • 介護事業者
  • 健康保険組合
  • 学術研究機関
  • 自治体
  • 官公庁
  • 生命保険会社
  • 損害保険会社
  • 信販会社
  • 建設会社
  • 都市開発会社
  • 会計事務所
  • 製薬会社
  • 医療機器製造会社
  • 医療向けシステム開発・製造会社
  • 医療・介護向商材販売会社
  • 医療コンサルティング会社
  • SI会社
  • テレビ局
  • 医療/介護/地域情報メディア運営会社
  • 広告・マーケティング・販促支援会社

提供方法(例)

● データファイル提供
データストレージ経由、サーバ連携によりデータファイル(群)を提供

● Web API
抽出リクエストに応じ、結果情報をお戻し

● 検索サイト/SaaS
当社で開発・運用する検索用のインターフェースをご提供

WDB 導入サポート 拡張サービス

WDBのご利用に関する様々な々な周辺サービスを行っております。安心して専門家にお任せください。

● オリジナル調査データ
WDBが通常運用していない、特定の公開情報を用いた追加データの企画・作成を行います。

● 名寄せ・クレンジング
貴社で現在お持ちのデータ(調査アーカイブ、顧客データ等)とWDBとマッチングし、情報の正規化を行います。

● 推計データ・ツール
各種のオープンデータも用い、診療規模、病棟収益、患者数推移など、高度な推計データを企画・作成します。

● 検索対応WebAPI
条件絞込み(検索フォーム等)に連動したデータ引渡し(JSONレスポンスまたはファイル出力APIを提供します。

● SaaS・Webサイト
貴社顧客/ユーザー向けの施設情報検索型のUIの制作・運用を行います。

● インバウンド直接処理
貴社で運営するメディア利用者からのWDBの情報変更等のリクエスト専用の対応窓口を設置します。

よくあるご質問

どんな情報を保有しているの?

100を超える情報源、1施設につき複数の情報分野にまたがる最大1,500を超える情報項目を保有しています。
情報分野ごとにデータの構造が異なりますが、当社独自の管理コード体系を用いて、全ての情報分野のデータが連結可能な状態に管理されます。
ご利用目的、必要とする情報(こんなことを判断できる情報が欲しい等)をお聞かせいただければ、適した情報構成をご提案します。

どんな情報源を使っているの?

主には、厚生労働省、地方厚生局、自治体、医師会、医学会等の公表データを使用しています。取得ファイル数(ファイル換算で)は月間およそ2,000になります。
それにあわせ、医療機関からの情報提供、独自調査、公開利用(検索サイト等)の情報閲覧者やコールセンターのフィードバックなど、様々な経路で入手した情報を組み合わせます。

診療の特徴、実績、能力はわかるの?

疾患に対する手術実績、対応する疾患、専門医・専門看護師、病棟の機能・能力、診療報酬加算など、施設の診療能力を類推する情報が多種あります。
ご利用の目的、必要なデータスペック(何を判断、抽出したいか等)に応じて、必要なデータを選定し、提案します。

情報の更新頻度は?

当社のマスターデータの基本情報(新規開業、廃院の情報を含む)は1ヶ月ごとの更新です。
但し情報の種類によっては更新スパンが長い(3~12ヶ月)もの、逆に随時更新するものもあります。

データはどうやって提供されるの?

データは、ファイル送信(csvファイル等の、オンラインストレージ、API、FTP等による引渡し)、またはWebAPI(条件指定リクエスト)で提供されます。
また、SaaS形式(ブラウザ上で利用する検索用のインターフェースを当社が運用)で提供するケースもあります。

更新情報は定期的に提供されるの?

定期更新契約に応じ、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のいずれかのスパンで更新データを提供します。
更新データに更新フラグ(差分明示情報)を持たせる、または更新されたデータ(差分データ)のみをご提供することも可能です。
※WebAPI(条件指定リクエスト)およびSaaS形式の場合は除きます。

ファイル形式や情報項目順の変更は可能なの?

必要に応じ、ご利用のソフトウェアや、読み込みに適したフォーマットにあわせてデータを作成(変更/変換)します。
また、特定の情報の結合、分離、置換、コード化、フラグ化なども行うことが可能です。

手元にあるデータとのマッチング、情報上書きは可能なの?

マッチング(名寄せ)も可能です。
例えば、顧客データのメンテナンスで、顧客データと当社データの紐づけを行い、適切な情報に上書きするような用いられ方は多くあります。
さらには日々変化する情報の更新性を担保するために、当社の管理コードを顧客コードとして用いていただくケースもあります。
マッチングの工程(工数)は、元になるデータの情報精度や求められる合致率でことなりますので、ヒアリングとサンプルデータ確認をしつつご相談します。

過去のデータも利用可能なの?

過去にさかのぼってのデータご提供が可能です。
医療機関の変遷や、各医療機関、地域の診療体制の変化などを追うことができます。

施設・事業所の特性・能力を示す高度な専門領域データはこちらをご覧ください。

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